黒田 響

スミスフィールドスタッフ

ブログ:クロヒビのFishing life!!



《 シラスミノー48LLSで良型メバル連続ヒット! 》


 2月中旬から3月にかけて春一番の風が強く吹き付ける九州各地ですが、日のある時間は気温が15度前後でかなり暖かくなってきました。釣り場に立っても強い風を感じる事が多いです。今回の釣行は山口県の山陰地方に車を走らせ、外洋に面した潮通しの良いエリアをテンポ良くプラグで回っていく事にしました。


 まず最初は風の影響を受けにくい漁港の湾内から探ります。それでも風波が強いのでガンシップ36oのFからスタート。数回のキャストにかけて、タダ巻き、ストップ&ゴーなど今日のメバルの気分を伺います。アタリが無いのでガンシップ36oのSSに変えてレンジを下げてアプローチ。すると小さいコツッとしたショートバイトが続きますが、針に掛かるに至りません。そこで食わせの力が強いジェイドMDのスローリトリーブを入れるとヒット!心地の良い引きを見せたのはアジ。本命のメバルは湾内に少ない様子。アジは同じアプローチで立て続けにヒットしてきました。


 次に潮通しの良い外海のポイントに移動します。ポイントにはヤリイカ狙いやアジ狙いのアングラーで賑わいます。挨拶をして状況を聞いてみるとポツポツとメバルも掛かってくるとの話です。期待は膨らむ一方で邪魔にならないようにポイントにエントリー。湾内で釣った内容と同様にガンシップ36oF→ガンシップ36oSS→ジェイドMDと試しますが反応がありません。


 そこでシラスミノーリップレス48LLSにルアーチェンジします。流れの当たる防波堤沿いに対し、平行にトレースします。風でラインがたわみ過ぎないようにティップを海面に付けてラインを馴染ませます。水面直下をフラフラと弱弱しく漂うべイトをイメージして巻いてくるとゴンッとひったくる強いアタリ!フッキングを入れなくても竿が持っていかれそうになるほど。掛けた瞬間、シーバスか?と勘違いしてしまいそうです。地形は根が荒く、主導権を握られない強引なファイトで上がってきたのは29.5cmのランカーサイズ!今シーズンの最大魚です!


グッドコンディションの29.5cm

撮影後は時間を掛けてゆっくりリリース


 やった!と満足感に浸りつつ、キャストを続けているとまたも強烈なバイト!これも大きそうなサイズです。1尾目よりボテっとウェイトは軽そうですが、縦に長い印象です。まさかと思ってサイズを測れば30pジャストの大台です。回遊してきたサイズが27〜最大30pのようでシラスミノーで連続ヒットでした。


サイズアップの30cm

ヒットルアーはシラスミノー48LLS


 このシラスミノーリップレス48LLSは復刻と言う形で新しくリリースされたルアーで数々のメバルプラグの中でも飛距離が抜群です。それでいてルアーコントロールがしやすく、食わせの力が強くメバペンやガンシップのフォローに最適だと感じました。今回の釣行でまた新たに魅力に取りつかれたルアーが増えた釣行となりました。


● 使用タックル

ロッド ダークシャドウTZ−77
リール 07ステラ2500番
ライン PE0.3号
リーダー 2号
ルアー ガンシップ36mmジェイドMDシラスミノーリップレス48LLS



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