猪原 亮

高知県在住。チーム・CATホッグチェイサーズ(海猫)、ショア馬鹿いけいけ2号団所属。

海でスズキ、イカ、青物、フカセ釣りを展開中。



《 梅雨シーバス 》


 梅雨になりましたね・・・けど、雨降らず。今の内に降ってもらわないと、一番いい夏場にどか雨が降られてもちょっと困るな〜と思う日々を過ごしています。

 ただその中でも、ちょびっとまとまった雨が降った日に、たまたま日中に通りかかった川が増水していたので、デイ・シーバスでもやってみるかと、1時間勝負でピンスポットを攻めてみました。


 川は結構増水していて、濁水ではないですが濁りが入っている状況。自分の立ち位置側の岸に葦が生えていて、岬状に出っ張っていて川幅が急に絞られ、その裏に巻き返しができています。距離は25mほど先。こういうポイントは日中に目視でルアーを送り込まないと葦にルアーを取られてしまいます。

 ポイントにも直に放り込むのではなく、少し流心へキャストして、流して葦際に送り込みます。使うルアーもどこにルアーがあるか分かるようにトッププラグの、スティッキークラッチヒッターをセレクト。


 キャスト。葦の岬の裏まで流し込んで、岬の下流側に出来るヨレをドッグウォークで上流へ引き上げると、ドハッ!!っと、一投目でバイト!でもちょっと小さめ。55p位か。すぐにリリースして打ち込みなおす。

 次も同じようにドッグウォークで引き上げるも、反応なし。岬の先端部分で位置をキープしながらドッグウォークを続けていると、またしてもドハッ!!・・・しかし乗らない!まだ、いるいる!

 すぐに打ち込みなおす。今度も流れに逆らって位置をキープしながら、ドッグウォークさせるが出ない。やっぱり日中は同じ場所で同じこと繰り返してもなかなか食ってくれない。なので次は、岬の上流から流れに流しながらのドッグウォークで下流に落とすと・・・またまたドハッ!!!

 今度のはちょっといい!タックルはアカメも見据えてのサーフェッサーだから一気に引き上げる。釣りあがったのは、65前後のタイリクちゃん。意外と小さかった。


 まあ、こんなもんかと。そのポイントを切り上げて下流へ。すると支流から澄んだ水が入っている合流点で小さなボイルに遭遇。ちょっくらルアーを投げてみました。ルアーは他社製のシンペンでしたが、着水ワンアクションで食ってきたのは、60前後のちびアカメちゃん。



 たった1時間強の釣りでしたが、今年の初アカメに早くも会えたことに満足して、この日は帰途につきました。ああ、今度は梅雨のどか雨が降った時に、茶々濁りでのデカシーバスを狙ってみたいです。


● 使用タックル

ロッド サーフェッサー98
リール ツインパワー5000PG
ライン ナイロン12lb+リーダーフロロ8号+ファイティングリーダフロロ12号50p
ルアー スティッキークラッチヒッター、他社製シンペン



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