川又 圭史
(2014 JB TOP50 No.20 スミスサポートプロ)



『JB TOP50第4戦「エバーグリーン」CUP IN 桧原湖』


8/29・30・31 桧原湖

 スミスHPをご覧の皆さん、こんにちは。プロスタッフの川又です。 今回のレポートは、先日、福島県の桧原湖で開催されたJB TOP50第4戦のレポートになります。


 今回の試合は、去年と比べサイズ、数ともに落ちていることにプリプラ時から感じ、出来るだけ安定して釣れる場所でベースを作り、その後、キッカー狙いで強い釣りという具合で試合を構築しました。エリアで言うと、月島北側エリアの8〜9mレンジにあるハンプもどきのハードボトムと、馬の首から北部エリアのバンク岬や早稲沢フラット、ラージ狙いで早稲沢エリアでのウィード狙いという感じです。


 

 結果的に言いますと、3日間の試合でウェイインした15本中14本は月島北側エリア、残りの1本は早稲沢フラットという内訳でした。 釣り方は、月島北側エリアでは、1/16ozのダウンショットリグの「まためんシェイク」。平たくに言うと「ステイ&微シェイク+@」という独自のアクションです。 ※文面で説明するのは難しいのですが、どれだけ魚に気付いて貰えるかが重要。見せて食わすというよりは、魚の本能に訴えかけるという感じでしょうか。

 

 キッカー狙いでは、早稲沢フラットで2日目だけはまったのですが、沖でベイト捕食している個体へのトップウォータープラッギング。所謂「ナブラ撃ち」です。プリプラではノンキーばかり釣れていましたが、試合ではどうにか700gが釣れてくれ2日目のウェイトアップに貢献してくれました。


 以上が、簡単ですが今回の試合内容です。 正直な話、釣り方はほぼ前回の野尻湖戦と同じで、バスのその日のコンディションでカラーローテーションをしたり、ワームサイズを変えたりして3日間1ヶ所で粘ったという感じです。 他には、フットボールジグ+バンドゥクローの組み合わせでキッカーを狙いましたが、あわせた瞬間にあえなくフックオフ。※知らぬ間にドラグが緩くなっておりました・・・。 また、シャローでラージを狙ったりもしましたが、事件は何も起きず・・・・でした。


 

今回の試合は、正直なところ試合が始まるまで不安が多く、前日プラではリミットが揃うかも怪しい様子でした。しかし、蓋を開ければ毎日2桁近い釣果で、リミットメイクは毎日2時間で完了、そこからウェイトアップで湖を駆けずり回り、毎日3100g台をウェイインし総合5位に入賞することが出来ました。

 

 ただ、前回も今回もそうなのですが、ウェイトが安定し過ぎている事が今後の課題だと思うので、来年はもっとウェイトアップ出来るよう釣り方の新規開拓が必要だと思います。その辺りは、とりあえずゆっくりじっくり考えたいと思います。



 今回の上位入賞により年間レースも4位まで浮上、ようやく年間5位以内に出場権のあるエリート5も射程圏内に見えてきました。 最終戦は私の最も相性の良い旧吉野川、今年も足掻いて結果が残せるよう頑張りたいと思います。


《 タックル 》

ダウンショット用

ロッド スミス ストラテジーツアラーVスペック TVS-61UL/ST
ライン サンライン FCスナイパー2.5lb
フック ワーム326スモール #12
ルアー スミス AR−Wピンテール、レイン Gテールサターン2.5"

トップウォーター用

ロッド スミス ストラテジーツアラーVスペック TVC-65FM/HG
ライン シューター アルミーロ15lb
ルアー ペンシルベイト
※フックをがまかつ トレブルRB-Mへ交換

フットボール用

ロッド スミス ストラテジーツアラーVスペック TVC-610MH
ライン サンライン シューター9lb
ルアー 自作フットボールジグ3/8oz +スミス バンドゥクロー


※ JBトップ50 第4 戦 エバーグリーンCUP総合成績表(JB/NBC公式サイトNBCNEWS)



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