篠塚 亮
(2013 JB TOP50 No.6 スミスサポートプロ)



『JB TOP50第2戦 5位入賞』


 6月7日〜9日にかけて福岡県遠賀川にて開催されましたTOP50第2戦で5位に入賞することができました。今回はその内容を報告します。

 メインにした釣り方は2パターンあり、1つは上流域にあるリップラップ+消波ブロックのスポットでショートダウンショットを用いた穴撃ち。これがキーパーパターンで、サイズは小さいがタフな今大会においては貴重なキーパーを高確率でキャッチできる釣り方だった。

 もう1つが下流域のブレイクにある岩をヘビキャロで釣るグッドサイズ狙いのパターン。数は出ないが1キロ前後の魚を狙える釣り方で、この魚を何本入れられるかが上位入賞できるかどうかの分かれ目になる感じだった。


 初日はキーパーパターンから入り、短時間で3本のキーパーをキャッチ。余裕を持って下流へ向かうことができた。

 予定していたよりも長い時間をグッドフィッシュパターンに費やすことができ、3本のキロフィッシュを釣ることに成功。出来すぎな感じで3660gをウェイインし2位で初日を終えることができた。

 2日目もキーパーパターンで始めるが全くバイトがなく、1本のみで下流へ移動。途中中流域の護岸で1本追加し、下流で昨日良かった場所を回るもノーバイト…。

 1時に再度キーパー場へ戻るとバイトが連発して4本キャッチに成功。グッドサイズを混ぜられなかったが2176gで単日の11位。総合4位で最終日に進むことになった。

 3日も同様にキーパー場から釣り始める。前日の終了間際に連発したため期待していたのだが、この日も朝はバイトが少ない。

 1本のキーパーを釣って下流へ移動するも2時間やって1本もキャッチできずに最後の1時間を再度キーパー場に掛けることに。ここで何とか2本を絞り出し、この日は3本958gのウェイインで単日18位。

 正直、表彰台に上がるのは厳しいかと思ったがウェイトを落とす選手も多く、ギリギリの5位入賞となった。


 今回はリミットメイクの難しいタフな試合となったが、その中で確実なキーパーパターンを見つけられたことが上位入賞のキーとなった。

 過去に良い成績を残せず、苦手意識のあった遠賀川で表彰台に立てた意味は大きいと思う。この入賞を今シーズンの年間レースに向けて弾みにしていきたい。


《 タックルデータ 》

石積みダウンショット用

ロッド スミス ツアラーVスペックTVC-65ML
リール T-3AIR 8.6L-TW
ライン シューター8ポンド
ルアー reins 2インチGテールツイン 3.5g&5gスリムダウンショット

キャロライナリグ用

ロッド スミス ツアラーVスペックTVC-610MH
リール T-3 1016SHL SLPカスタム
ライン シューター12ポンド(リーダーVハード2.75号)
ルアー reins リトルレインズホッグ 10gキャロ

■ JB TOP50 第2戦 エースメーカーカップ総合成績表(JB/NBC公式サイトNBCNEWS)



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