清水 隆匡
(スミスフィールドスタッフ)



『熱血ウィンターカッププラクティス (精進湖)』


 毎年12月の上旬に精進湖で行われている村野杯!これは静岡の釣り仲間ではじまったトーナメントが話題を呼び、今では60名ほどの参加者を集めるほどの規模となった。私も稲葉プロに誘われて今年で5回目の出場となる。

 今年は名前もリニューアルされ、熱血ウィンターカップと改名し、参加者も80名ほどの予約が入ったそうだ。この大会は個人戦の他に3人一組によるチーム戦もあり私は稲葉組の一員として出場している。

 私も稲葉プロも過去に優勝経験もあり、ワン・ツーを飾ったこともあることから、得意なトーナメントであったのだが、去年はノーフィッシュを喰らってしまった・・(チーム戦はチームメイトのおかげで優勝しましたケド・・)そんなわけで、コンディションを確認すべくプラクティスを行なってきた。


 今回はトーナメントまで約一ヶ月あり、状況は今とは変わることは予想できるのだが、現状のバスの位置を確認するためのプラとなる。

 この湖の特徴は溶岩帯による起伏の激しい地形と緩やかに落ちる砂地のバンクがあり、捕食しているベイトによって非常に左右されやすい印象がある。とくにベイトのサイズやシルエットによって大きく釣果をわけることがある。


 この日はライトリグを中心とした食わせの釣りをメインに行なったが、まだベイトがまとまっていないことで、バスがベイトに依存していない状況で苦戦をしいられたが確実に越冬エリアに向かっていることを感じた。試合までにベイトがまとまってくれればライトリグによる食わせの釣りが活躍するはずだ。

 しかし、このままの状態が続いた場合を想定するとリアクションによる釣りも必要性があると思われる。

 あとは前日のプラクティスで自分なりの答えを出してみよう。結果はいかに・・・


● タックルデータ(写真の魚も)

ネコリグ

ロッド Vスペック・スピニング TVS-60XUL/FS
ライン フロロ3Lb.
ルアー キャッツクローラー+スミスTGネイルシンカー1/64



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